
(※写真は奥多摩湖をバックに。)
■秋冬の奥多摩で美味しい料理と手作り体験
やっと遅めの紅葉が楽しめそう、と思っていたのに、先ほど天気予報を見ていたら沖縄方面に台風があって東に進んできているとか……。週末の天気が気になりますね。
さて、今回はちょっとだけ取材の裏話を。
奥多摩の紅葉を楽しむならやはり散策するのが一番。自分たちのペースでのんびり進めば、自然に囲まれて酸素がいっぱいの森を歩くことは運動という効果よりも、むしろ心身の癒しに。

多摩川沿いには橋や吊橋もいくつかあるのですが、橋の上からの景色はまた格別です。多くの人がカメラで撮影したり、その景色をしばし堪能していると、後ろから「やばいんじゃないの?やばいよね?」と笑いながら女性が足早に橋を渡っていきます。
何があったのか聞いてみると、「看板が〜!」と……

Σ(゚口゚; ……
そんなこんなでのんびり散策を楽しみ、目当てのお食事処を目指すと、なんとその手前に長い階段が!とはいえ、皆すいすい登っていくんですよね。

私一人、ゼーハー、ゼーハー呼吸が乱れてビリーズブートキャンプなみに心拍数があがってしまい、自分の運動不足を深く反省しました(苦笑)
さて、今回記事の中でご紹介させていただいた「森のカフェ アースガーデン」と「とちより亭」には、ひとつ共通点が。
それはどちらも地元の主婦たちが切り盛りしているということ。そのためどちらのお店も奥多摩の良さを「食」を通して伝えたい、発信していきたいという思いが深く感じられるお店です。

「アースガーデン」さんでは地元の豆腐を使ったチーズケーキやわさびのジェラートなどをいただいたのですが、甘さ控えめでとっても美味。今回はおやつの時間(?)に寄ったので食事はできなかったのですが、玄米を使ったオムライスや、奥多摩産ターメリックを使用したスープカレーなど、和食が苦手な方にも洋食メニューの中に自然な形で地元産の食材をとりいれてくれてあるのが嬉しいんです。


「とちより亭」は山道を登っていかねばならず、便利な場所、とは言いがたいのですが、足を運ぶ価値のあるお店です。そばが美味しいのはもちろん、記事にも書きましたが野菜の天ぷらが本当に美味しいんです!時期によっては奥多摩の山菜なども使われるのだそう。衣の具合、揚げ加減が絶妙です。そばメニューには必ずついてくる「そば饅頭」も始めていただきましたが、おやきなどともまた違った食感なんですね。
……記事にはしませんでしたが、奥多摩というと「しめじ」にちなんだメニューもいろいろ見かけます。釜飯などに使われるのはもちろんですが、知人が「しめじラーメンがうまいんだよね〜」と話していました。次回はぜひチャレンジしたいと思います。

お土産にも喜ばれる奥多摩の「しめじ」ですが、色が黒っぽくてなにか種類が違うのかしら?とたずねると「新鮮な証拠なんですよ。時間がたつと色が薄くなっていくんです。」と。
ほんと?……うたぐり深い私はお土産のしめじを少しだけ食べずに残して様子を見てみたのですが、3、4日すると本当に色が薄くなって茶色になりました。
しめじってきのこの中でも一番好きなんです。バターソテーや天ぷらなど簡単な調理法で作った料理が弾力のある食感が味わえて私は大好きなんです。
今回は久しぶりの奥多摩だったのですが、新たな発見もいっぱいあって楽しい旅ができました。また季節の変わった奥多摩にも足を運んでみたいと思います。