
本日は、「ザ・プリンス パークタワー東京」で開催された、株式会社プリンスホテルの「個人客強化の施策・08年夏商品 記者説明会」に出席しました。
時間ギリギリに到着すると、ちょうど始まろうとしているタイミング。ほぼ満席となった会場で最前列の席にご案内いただくと、冒頭、前日報道された品川プリンスでの食中毒事件についての説明と謝罪があり、目の前で頭を下げられているときに着席することとなってしまったため、少々気まずかったのでした。
さて、今回の記者発表会の主な内容はと言うと・・・
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Webサイトとモバイルサイトの全面リニューアル
■レストラン・宿泊予約システムのリニューアル
■「旅育」の促進をテーマにした、夏の宿泊プランの発表
■「連泊・滞在促進」のためのオプションについて
などなど。
同ホテルの個人予約の約6割〜7割はWeb予約なのだそう。今回のサイトリニューアルでは、すっきりとした見やすいデザインとなり、今までの“商品陳列型”から、ニーズに対応した商品のレイアウトに変更。リニューアルしたWebサイトには「プリンスSmileネット」の愛称がつけられ、「お客様が、笑顔で親しみを持ってご利用いただけるホテル」を目指します。
株式会社プリンスホテルは、国内外58ヶ所のホテル事業の他、スキーやゴルフ場43ヶ所、そのほか遊園地や水族館など、トータル100ヶ所以上でレジャー事業を展開しています。
「苦難」といえるであろう時を経て、今、新しく動き出そうとしている、ということをホテルマンのひとりひとりと話をすることでより強く実感しました。

今夏、全国のホテルで魅力的なプランがラインナップされています。特に日本ツーリズム産業団体連合会が推奨する、旅を通して学ぶ「旅育」の促進をテーマにしたプランは、子連れファミリーにも関心をもたれるところでしょう。
面白そうなところでいくつかご紹介すると、例えば「
大磯プリンスホテル」では、ライフガードの体験ができるプランがあったり、「
日光プリンスホテル」の料理長とともに自然農法野菜畑で収穫体験と料理もできるプランや、「
グランドプリンスホテル赤坂」の総料理長と築地市場に行き、魚の説明や見分け方を教えてもらい、料理教室も体験できるというプランなどは、「食育」という観点からもおすすめです。
また箱根の新しい楽しみ方として、電動アシストサイクルのレンタサイクルが始まるというのもおもしろそう。箱根は勾配が多く、また休日は渋滞も多い場所。必要以上の体力を使わず、ゆっくり観光できる便利なツールのひとつになっていきそうです。
「旅育」をキーワードやテーマにした旅は今後益々注目されてくるでしょう。その中にあって、奇をてらった内容に走らず、その土地、その施設ならではの体験を盛り込んできたところに好感が持てます。
さらに今回は「連泊促進」もうち出しています。そもそもリゾートとしての地理的・施設的条件を持ち合わせているホテルが多いのでので、連泊してスロースタイルを楽しむ日とアクティブに体験する日を両方過ごせるのも魅力のひとつ。おすすめ情報は追ってご紹介を追加していきたいと思います。
ランチョンの席では、オールアバウト「
ロングステイ・海外移住」ガイドもされている旅行作家の千葉千枝子さんが「これ美味しいのよ!」と話す、軽井沢のとうもろこしアイスをいただきました。これがビックリするぐらい具沢山の濃厚なお味。ポタージュをデザートにした、という感じで、私もファンになってしまいました。
軽井沢は今頃は緑がまぶしい季節でしょうか。最近ちょっと疲れ気味なので、ふと「軽井沢プリンスホテル イースト」に昨年オープンした新緑の中のスパを思い出し、思いを馳せてしまうのでした。
(※写真は軽井沢プリンスの企画・宣伝・広報マネージャーの村井氏を囲んで、旅行作家の千葉千枝子さん、オールアバウト担当プロデューサーの服部さんと)
【参考記事】
軽井沢「森のホットスプリング&スパ」登場
posted by こぐれっち at 23:04|
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