内容は様々で、例えば「宿ぷらざ」では、伊豆の宿を対象に、ナンバープレートの下2桁を足した数(例えば下二桁が47ならば4+7=11)が割引率になるプランがあります。下二桁が「99」のファミリー必見ですね(笑)一番多いのは、ガソリン代を一人当たり(or一室あたり)○リットル指定のGSで給油できるとか、○○円分キャッシュバックがあるというもの。
他、テーマパークに近いホテルで2日間の駐車(チェックイン前〜チェックアウト後の夜まで)が無料になるなど、とにかくこのガソリン代の高騰でマイカー派が旅行をためらわないようにという各社・各宿の切実な思いが伝わってきます。
でも、実際にこのガソリン代の高騰は今年の夏の旅行に影響を与えるのでしょうか。
……先日一緒に仕事をしたカメラマンさんとこの話題になったとき、彼は「確かに値上げは痛いですけど。でもミネラルウォーターの方がまだまだ高いんですよ。そう思うと、高いといってもリッターあたり数十円の違いだし、日常的に乗らざるを得ない人は別としてレジャーで利用するなら“高いけど仕方がない”って出すんじゃないですかね。」と話していました。たしかにガソリン代は痛い出費となりそうですが、だからといって便利なマイカーをやめて小さな子供連れのファミリーが電車を乗り継いで旅行するのか、というとやはりマイカー派はマイカーで動くんじゃないか、と私も考えていました。
が! 父に夏の旅行の話をすると「もう俺も年だし、今年は免許の更新はしないことにした。電車でいけるところにしてくれ。」と。え〜!ビックリですよ、もう。父は昔から車がないとどこにも行かないような人だったので。もちろん年齢的(70代)に限界を感じているというのもあったでしょうが、迷っていた父の背中をガソリン代の高騰が後押ししたのかもしれません。
車業界の方のお話を伺ったときにも、今後週末利用のファミリー層から車離れがおきるようだと、業界的にも先行きどうなるか分からない、との不安な声も聞かれました。
そうか。事態はけっこう深刻なんだな。とあらためて実感。ガソリン代還元プラン、大いに利用させていただきましょう!